最初の頃は、もしかしたらまた人間に戻れるかもと夢想していたDarren Shanですが、街の子供と遊んで大怪我をさせてしまい、もう友達も作れないと深く落ち込みます。 気を遣って始めは何も聞かないMr.Crepsley。 Darrenは、泊まった古教会の荒れた墓場を時間をかけて丁寧に掃除し、ちょっと野うさぎを驚かせて気を少し取り直して、丁寧にスープを作ります。 スープを食べながらMr.Crepsleyがどうしたのか聞くのに、I never was very good at being subtle と前置きの一言が、Mr.Crepsleyの人物を良く表していますね。 Darrenは、話し出したら気が高ぶってMr.Crepsleyに色々文句をぶちまけた挙句、Thanks for making a monster out of me and wrecked my life. とまで言ちゃったところで、でも彼に見捨てられたらどうしようと心配し出す。 彼の言葉をきちんと受け止め、申し訳なかったと謝るMr.Crepsley。 謝罪を聞いて、Mr.Crepsleyに対するhate とsorryの感情で混乱するDarren。 とても丁寧に描写されています。
それでDarrenが友達を作れるように、Cirque Du Freak へ行くのですが、そこでのEvra やSam といった同年代の友人達と友情を温めるシーンがまた良いこと。 いたずらな男の子達がじゃれ合っては絶えず笑い合っているのですから。 その間にも物語は進行し、ラストはSam がそこまで・・・というスプラッタな殺され方をしますが、やたら登場人物があっさり死んでいくのは、このシリーズの特徴ですね。
私的な突っ込みとしては、Samが死んだのは仕方がないとして、最後にSamの遺体をWe didn't camouflage it, so htat he'd discovered by the police and given a real burial soon. ってこれ拙くないですか。内臓を食われて血の抜かれた子供の遺体が地面に埋まっていたなんていったら、大事件も大事件、全国手配になりますよ(笑) 私的には、そしてDarrenの気が済んだところで、Little People が後からこっそり掘り起こして、dispose of him したと考えた方がまだ安心できます。(笑)
The Vampire's Assistantの巻を読むと、The Lord of The Rings で旅の始めの頃、FrodoやSam, Merry, Pippin がやたら食べ物に大騒ぎをしたりなんだりの何気のないシーンの描写にやたらページが割かれていた事を思い出します。 完成度の高いファンタジーって、こうやってじっくり読者を世界に引き込んでくれるのですね。。